一級建築士試験によく出る建築作品

2018年は2点差で不合格、2019年は1点差でまたも不合格となった自分…普通の人なら心が折れて諦めるかもしれないが、目標を達成する為になんとしても今年合格したい!きっと同じようなことを考え、行動している人が必ずいると思います!そんな方々と共に合格する為に、アドバイスや知識を共有し、共に合格するまでを描いていくブログです。※20代の頃、日本全国を旅してきました。添付写真は全て自分で撮影したものです。

2020-01-01から1年間の記事一覧

計画:日本近世の建築

◇姫路城(1608) 姫路城は、小丘を巧みに利用して構築された平山城です。 平山城とは、平野の中にある山や丘に築かれた城のことで、城からは周りの街並みを見渡すことができます。 敵の到着を遅れさせるため、大天守までの道は大きく屈曲していたり、石垣を…

計画:西洋中世

◇ケルン大聖堂(1248)ドイツ ゴシック様式 高さは157mと、ヨーロッパの中でも最大級の大聖堂デス。 13世紀半ばに、それまで存在した建物を、ゴシック様式に再建しますが、内陣は完成したものの、他の部分は未完成のままでした。 しかし、19世紀初めに中世の…

計画:日本近現代の独立住宅

◇前川國男邸 こちらは江戸東京建物園にある前川國男氏の自邸です。 5寸勾配の屋根が掛けられていて、線対称な外観をしています。 内部空間は吹き抜けた空間になっていて、そこには飾り棚が作られていたりと、インテリアも凝っていてとても面白い空間になって…

モチベーションを上げる4:仕組みをつくる

結露は住宅の天敵である。 結露を放っておくことは、菌も繁殖しますし、木材や鉄骨に付着することで腐食したり、カビが生えたりします。 特に地下室を設計したことがある方ならよくわかると思いますが、地下は本当に水との戦いで、設計や施工を怠れば、とん…

計画:西洋近現代の住宅

一級建築士試験に出題される可能性がある西洋近現代の住宅をまとめました。 こちらも随時更新していく予定です。 ◇ルイ・カレ邸(1959) ↑こちらは平面図。 フランス・パリ郊外の田園地帯で、木々に囲まれた緩やかな傾斜地に建設された画商の自宅です。 アル…

モチベーションを上げる3:したたかさを持つ

「いつも事を成し遂げる人は、したたかだ。」 思えば学生時代。 「勉強した?」と聞いたら、「勉強してないんだ。」と答えられたので安心していたら、その人がめちゃくちゃいい点を取っていたなんて経験があったりする。 それに対して文句をいう人もいたが、…

計画:日本の古代建築

◇法隆寺(飛鳥〜奈良時代) 聖徳太子が建立した寺院です。西院伽藍は7世紀後半〜8世紀初め頃に作られ、南に中門、東に金堂、西に五重塔、そしてこれらの背後に見えるのが大講堂です。周囲は回廊に囲まれています。 ↑こちらは金堂です。最古の木造建築で、屋…

環境・設備:間違えやすいエレベーター問題

○一般用エレベーターは、火災時にできるだけ早く安全な避難階に帰着させ、乗客がかごから出た後に、運転を中止する計画とする。(これは回答が○の問題です。) ✖️高層建築物の乗用エレベーターは、地震時にできるだけ早く安全な避難階に停止させ、乗客がかご…

計画:日本の中世建築

◇東大寺南大門(1199) 奈良時代に創建された門の再建です。 二重の門で、外観は2層に見えますが、2階建てではなく、通し柱として上の屋根を支え、下の屋根を側部につけています。 天井は吹抜けで、屋根材が見える化粧屋根裏となっています。 大仏様(天竺様…

計画:日本近現代の市民サービス施設

こちらは一級建築士試験を受ける上で知っておきたい市民サービス施設をまとめました。 どれも覚えておきたい施設ですので、早速紹介します。 こちらも一部しか載せていないので、随時更新していきます。 ◇藤沢市湘南台文化センター 建築家・長谷川逸子さんの…

合格への道3:言い回しに騙されない

環境・設備の問題です。 ▪️設置工事の接地線には、過電流遮断器を施設してはならない。 この問題に答えられるでしょうか。 答えは、、、○(マル)です笑 実はこの問題、特に知識が無くても答えられる問題です。 接地とは、電気器具や屋内配線を保護するため…

計画:日本近現代の展示施設

最近の一級建築士試験では、日本の展示施設について問われることが増えてきています。 なので、試験を受ける上で知っておきたい展示施設(1989年以前)をまとめました。 こちらも随時更新していきます。 ◇神奈川県立近代美術館鎌倉館(1951) 戦後初の本格派…

計画:日本近現代の展示施設 2

最近の一級建築士試験では、日本の展示施設について問われることが増えてきています。 なので、試験を受ける上で知っておきたい展示施設(1990年以降)をまとめました。 こちらも随時更新していきます。 ◇水戸芸術館(1990) 水戸市政100周年の記念事業とし…

計画:日本近現代の集合住宅

一級建築士試験では、日本近現代の集合住宅に関する問題も増えてきています。 こちらも今後知っておきたい建築をまとめましたので、紹介します。 掲載する建築はまだ少ないので、随時更新していきます。 ◇ヨコハマアパートメント 2階建の集合住宅です。2階部…

計画:日本近現代 劇場

一級建築士の試験対策として、知っておきたい建物(日本現代の劇場編)をまとめてみました。 まだ一部しか紹介できていないため、随時更新していきます。 ◇京都コンサートホール 平安建都1200年記念事業の一環として、計画・建設されたコンサートホールです…

計画:日本近現代 教育施設・図書館

一級建築士試験対策として、日本の近現代建築の教育施設・図書館で知っておきたい建物をまとめてみました。 とても素敵な建築が多く、知っていて損はありませんので、それぞれ紹介していきます。 ◇公立はこだて未来大学 巨大な箱型の建築で、設計は山本理顕…

計画:日本近現代 建築・保存と再生 2

日本の近現代建築編、第2段です。 こちらも試験対策を行うにあたって、知っておきたい建物を集めましたので、紹介していきます。 ◇大分アートプラザ 1966年に完成した磯崎新さん設計の大分県図書館を改装し、ギャラリーやアートホール、研修室が集まった複合…

計画:日本近現代 建築・保存と再生

現在では、日本の優れた近現代建築を保存し、再活用する動きがさかんに行われています。 一級建築士試験でも、出題される可能性が高い問題です。 そこで保存して再活用している建物で、知っておきたい建物をまとめましたので、それぞれ紹介していきます。 ※…

施工:建設業法関連の金額の内容を整理する

毎年狙われる問題、それが建設業法の金額関連の問題です。以下、紛らわしいものをまとめてみます。 特定建設業者は、発注者から直接建設工事(公共工事を除く。)を請け負った場合、当該建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額が、建築一式…

合格への道2:習慣が人をつくる

仕事をしながら勉強もするのは大変ですね。 特に建築業界は、油断するとすぐ夜中になってしまうので、必ず勉強の時間を確保しましょう。 オススメは、 「朝、勉強すること」 です。 朝は頭が冴えているので、頭に入りやすく集中できます。私は朝早く起きて、…

施工:クリティカルパスとトータルフロート

工程管理のクリティカルパスとは、工事の開始から終了までに至るパスのうち、所要時間の最も長く、作業の全余裕(トータルフロート)が最小のパスをいう。 施工攻略する上で、カタカナ文字が出てきたら、この言葉の語源である言語を調べてみると覚えやすいで…

合格への道:施工は映像で覚えましょう

施工攻略の一つとして重要なのは、 「映像で覚えること!」 につきます笑 文章だけ読んでいても想像ができないので、工事中の映像を見れば、すぐに思い出すことができます。 今はネットで簡単に検索し、確認することができるので、わからない言葉が出てきた…

施工:請負契約の大切さに気づく

工事請負契約約款 第31条(2)受注者が支払いを停止する(資金不足による手形、小切手の不渡りを出すなど)により、受注者がこの工事を続行することができない恐れがあると認められるとき、発注者は書面をもって受注者に通知してこの工事を中止し、又はこの…

モチベーションを上げる2:大好きなものを救う

何のために生きているのか? 学生時代の私はこの問いに対する答えが見つからず、無気力でした。でも大学時代に建築と出会い、空間やデザインを考えることに没頭し、毎日が楽しくなりました。 大学の建築学科の課題は、 「敷地があり、そこにどのような美術館…

失敗から学ぶ2:お金は最短ルートを歩むために使う

一級建築士の資格取得を目指している人は、資格学校に通っている人も多いでしょう。 資格を取得することで、関われる建築の幅が広がるのだから、自己投資となるので素晴らしいことだと思います。 ただ一つだけ伝えたいことがあります。それは、 「絶対にケチ…

モチベーションを上げる:なんのために一級建築士になるのか?

「何のために一級建築士になるのか?」 一昔前だったら、給料が上がるから、就職で有利だから取るという人も多かったかもしれないが、今は昔ほど期待できない。 現在では建築は過剰気味かと思われる。家は空き家が増え、国民が必要とする施設も充実してきて…

失敗から学ぶ:2年連続1点、2点で落ちる

2019年9月、事件が起きた。 その日は一級建築士の学科試験発表日だった。 私は建築士の学科試験にちょっとした自信を持っていた。なぜなら、去年私は一級建築士学科試験に2点差で不合格となっていた。 去年2点差なら今年は合格するはず!そう思っていたのに…