一級建築士試験によく出る建築作品

2018年は2点差で不合格、2019年は1点差でまたも不合格となった自分…普通の人なら心が折れて諦めるかもしれないが、目標を達成する為になんとしても今年合格したい!きっと同じようなことを考え、行動している人が必ずいると思います!そんな方々と共に合格する為に、アドバイスや知識を共有し、共に合格するまでを描いていくブログです。※20代の頃、日本全国を旅してきました。添付写真は全て自分で撮影したものです。

計画:日本近現代の展示施設

最近の一級建築士試験では、日本の展示施設について問われることが増えてきています。

 

なので、試験を受ける上で知っておきたい展示施設(1989年以前)をまとめました。

 

こちらも随時更新していきます。

 

神奈川県立近代美術館鎌倉館(1951)

 

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戦後初の本格派近代美術館です。

 

池に面して建てられていて、庭が建物の中心にある中庭型の形をしています。

 

1階はピロティとなっていて、周りの自然を取り込み、開放的な屋外展示場となっています。

 

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東京国立近代美術館(1952)

 

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日本初の国立美術館で、美術館本館は谷口吉郎氏の設計です。

 

耐震補強がされていて、建物メインアプローチの反対側に事務・研究棟をつくり、その部分と既存部分を一体化して行いました。

 

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世田谷美術館(1985)

 

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内井昭蔵氏設計の世田谷美術館です。世田谷区の砧公園の中に作られています。

 

世田谷美術館は、生活空間としての美術館が目指されていて、

 

・公園の樹木より建物高さを抑える

・建築を可能な限りボリュームを分割し、それぞれを廊下でつなぎ、威圧感を与えない

 

という配慮がされていて、周辺環境との調和を重視しています。


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