一級建築士試験によく出る建築作品

2018年は2点差で不合格、2019年は1点差でまたも不合格となった自分…普通の人なら心が折れて諦めるかもしれないが、目標を達成する為になんとしても今年合格したい!きっと同じようなことを考え、行動している人が必ずいると思います!そんな方々と共に合格する為に、アドバイスや知識を共有し、共に合格するまでを描いていくブログです。※20代の頃、日本全国を旅してきました。添付写真は全て自分で撮影したものです。

計画:日本の古代建築

法隆寺(飛鳥〜奈良時代

 

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聖徳太子が建立した寺院です。西院伽藍は7世紀後半〜8世紀初め頃に作られ、南に中門、東に金堂、西に五重塔、そしてこれらの背後に見えるのが大講堂です。周囲は回廊に囲まれています。

 


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↑こちらは金堂です。最古の木造建築で、屋根は重層入母屋造りの本瓦葺きです。初層には裳階という庇のような構造体がついています。


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↑こちらは回廊の柱と連小窓です。

 

唐招提寺金堂

 

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759年に鑑真により創立された建築です。

 

写真は金堂で、中心的な仏堂です。全面に庇が大きく出ています。

 

前面一間通りが吹き放しの空間になっていて、柱がどっしりと立てられています。

 

寄せ棟屋根で、屋根上部に棟飾りがあります。

 

派手さは抑えられていて、シンプルな外観ですが、近くに寄って見てみると、壮大さが伝わってきます。

 

平等院鳳凰堂(1053)

 

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藤原頼通によって建立された阿弥陀堂は、全体像が翼を広げた鳥のようにも見えます。

 

真ん中が中堂で、裳階をつけています。

 

左右にあるのが翼廊、背後にあるのが尾廊で、外観だけでなく、平面も翼を広げた鳥のような姿をしていることから、鳳凰堂と呼ばれたと言われています。


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三仏寺投入堂(平安後期)

 

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修験道の道場として、険しい山中に営まれた寺院です。

 

役の行者が、建物を崖に投げ入れたように見えることから、投入堂と呼ばれています。

 

崖の窪みに建てられた懸造りの建築です。

 

周りの風景に巧みに溶け込んでいるあたりが、とても素晴らしいです。