施工:クリティカルパスとトータルフロート
工程管理のクリティカルパスとは、工事の開始から終了までに至るパスのうち、所要時間の最も長く、作業の全余裕(トータルフロート)が最小のパスをいう。
施工攻略する上で、カタカナ文字が出てきたら、この言葉の語源である言語を調べてみると覚えやすいです。今回は英語です。
クリティカルは、「危機的な、批判的な」という意味があり、転じて「重大な」という意味で使われることもあります。
パスは「経路」という意味なので、クリティカルパスは「重大な経路」となります。
重大な経路なので、余裕が少なく時間もかかる。
トータルは「全体の、統計の」という意味で、フロートは「浮く、浮かぶもの」という意味があります。
トータルフロートは「全体で浮かぶもの」というニュアンスで覚えれば、「作業の全体で浮かぶ余裕」のことをいうんだなと結びつけられます。
こうやって考えれば覚えやすいかもしれません。